P.T.A―Part Time Art ふつうの人が発信するアートカルチャーマガジン―

ARTRIP 2014 Mar. Saga(team Lab)

チームラボと佐賀 巡る!巡り巡って巡る展

佐賀県立美術館 / 佐賀県立九州陶磁文化館 / 佐賀県立名護屋城博物館 / 佐賀県立宇宙科学館

佐賀県下4会場で開催された国内初の大規模展。周りに田んぼしかないのではという辺鄙な会場もある中で、来場者は1日平均2500人、20日で2万5017人をマークしたのであった!!
c0309568_02175734.jpg
このような車窓の風景に不安を抱きつつ会場にいくと親子連れやカップルなどで満員、猪子寿之代表もよくメディアで取りあげられているので知名度はここにも波及していた。おそらくテレビの「情熱大陸」などだと思うが、チームラボの日本の中流層、地方への浸透っぷりは、チームラボを支えているひとつの要因のような気がする。

今回は佐賀県が主催。担当の方は個人の情熱もあるのだろう、かなり積極的に取り組まれているようだった。しかし各会場の距離感が半端なく、車社会の地方ならではの鑑賞スタイルであった。

田舎の広大な施設と、地域活性化への解決策に煮詰まる地方行政というビジネスパートナーを手に入れ、チームラボは新たなフロンティアを獲得したようだ。

チームラボのすごいところは国際美術展(アート)、そしてアートフェア(マーケット)から、地方ショッピングセンターでの展示(ポピュラリティとレジャー)まであらゆる文脈に対応できること。チームの職人的な分業制、そしてその作品も、日本の伝統文化を取り入れ日本人の階層などを超越したアイデンティティを揺さぶりつつ、新しく、インタラクティブなテクノロジーやメディアで新し物好きの我々を素直に驚かせるーーという実に「日本」を研究し尽くしたやり方である。先に述べた中流層への親和性について、いわゆる「マイルドヤンキー」層が日本への素朴な愛国心や愛郷心を大事にしていることも連想される。

その後も国内各地での展開が目覚ましく、そのうち日本人にとって一番身近なアーティストが「チームラボ」になるかもしれない。

c0309568_18120603.jpg
c0309568_18123684.jpg
c0309568_18130118.jpg
c0309568_18141986.jpg
ハコモノ感がとてもただよう佐賀県立宇宙科学館
c0309568_18144639.jpg
c0309568_18150590.jpg
c0309568_18152827.jpg
c0309568_18162052.jpg
c0309568_18174221.jpg
c0309568_18164427.jpg
c0309568_02195794.jpg

c0309568_18155393.jpg
サインに列ができる、アイドル的な人気の猪子氏。あのチャラさは親しみやすさを醸し出す戦略でしょうか。
c0309568_18133051.jpg
c0309568_18135253.jpg
余談ですが会場のひとつ、佐賀県立九州陶磁文化館 のトイレは有田焼でとても素晴らしいです。


[PR]



by parttimeart | 2014-12-12 18:10 | レポート

アート専門家ではないふつうの人(会社員、福岡在住)が愛と情熱だけでアート、カルチャー情報を発信するメディアです。facebookではブログにはない情報をリアルタイムで更新中☆http://www.facebook.com/parttimrart
by parttimeart
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

最新のトラックバック

検索

タグ

ブログパーツ

外部リンク

ファン

ブログジャンル

画像一覧